案内え
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 静まった夜、一人で部屋で勉強したり ぼーとしている時に背後で何かが動く気配を感じたり 
カーテンや家具のうしろに、すっ とかくれる影が見えたように感じることがあるものです。  
大抵の人は それを錯覚だ と済ませています。
理由は 過去にも同じ現象があったのですが 影響されたこともなかったのでそのような済ませ方になって
いるのです。 
影響や害がなくても、そこには何か実在するのです。 
. 何かとは 昔こっくりさん遊びをして最後には こっくりさん にお帰り願うのですが、 手順を失敗したので .
帰れなくなった こっくりさん の霊や、可愛がっていたペットの葬り方を間違えた
ので、その霊が何処へも行けずに ずーっ と居座って、あなたや あなたの家
に ただ何となく 憑いていたりするのです。 
人に憑く霊たちは恨みごとがなければ悪さはしません。 惰性でそばにいるだけ 
なのです。 
気になるのは家に憑いてる霊です。 この霊は住む人によて、選り好み をすることがあります。
住む人とおりあいが合うと、その人に協力して家運を盛り立てますが、おりあいが合わないと、災いを取り込ん
で悲しみを押し付けたりするのです。 
ですがこの霊も気分屋なところがあって、善し悪しの基準値があやふやで、日ごとに住む人に当たり方変わる
事もあlります。 人はそれを、日が良いとか、悪いとか評価しているのです。
この霊たちも、長い間 何事もなく平穏に過ごしていると、動きが軽率になって天井や障子にぶっかり
 ことっ と音を立てたり、カーテンをわずかに動かせたり、影を見せたりするのです。   
そんなことが面白くないから、と言って祈祷師に除霊のお祓いをお願いをしても、大抵の霊の 念力 は祈祷師の
術より優れているので 祈祷を行う前に祈祷師が 霊の術中に取り込まれるので いくらお祓いをしても効果
はありません。 
最善の方法は、次に現象を感じた時に、仲間同士である気分を強調して 「気を付けなよ」 とか最近の楽しかった
出来事を ぶつぶつと 話しかけて 霊を意識してやることです。
そうすることで、しばらくは動き回ることはありません。 
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他にも人に付きまとう霊があります。ハイゴと言う霊です。
ハイゴは空気の中に溶け込んでいて、いつも人の後ろにいます。 このハイゴはいたずらが大好きで人を悪の
方に誘そっては、けらけら笑っているのです。
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人は、生まれてから死ぬまで、 眠っている時も、ゲンセという道を歩いくことに
きまっているのです。
この道は 2本一対になっていて、平行に延びています。 
一方が 正の道です。正直で真面目な人が通ってる道で、人間本来の歩く道と決 
まっています。
もう一方は 邪の道です。うそつきや盗みをする人、空威張りしたい人が通りたく
なる道で、ハイゴはこの道の番方なのです。
道路のあちこちを、けばけばしく装いをして人の気を引こうとします。
人は正しい道を歩きながらも、邪の道の華やかさに心をうごかす時があります。 
その時を待ちかまえていたハイゴがその人の後ろから、邪の道に向けてフーと息
を吹きかけると、人は軽い気持ちでポイと邪の道に移ってしまいます。
すぐに正道に戻れば好いんだ。 との気持ちもあるのですが、邪の道に入ると大悪 子悪がやさしく歓迎して
居心地をよくし、正の道を忘れるまで歓待をします。 やがて その人は わずかに正道の意識はあるのてすが
憧れるのをなくしてしまい 小悪党になったり大悪党に なりきったりして 人間界を悪くするのです。
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それをいち早く見つけて、正の道を指導しているのが、シュゴと言う霊です。
シュゴはいつも、正の道を人の心に説いています。 人が正道を歩きたい と思い立った時に協力するのですが
人の心を入れ替えることはできないのです。 心に正道を訴えることが出来ますが、取り換えは出来ないのです。 
それは人自身が 決断しなければなりません。 他力ではどうにもならないことです。
このシュゴには仲間が大勢いて それぞれに 能力の段階をつけてあるのです。
人が蓄えた能力程度に似合ったシュゴがつきます。 小学生につくシュゴは小学生より 少しだけ高い能力のある
シュゴがつき、学者にはその人より少し高い能力あるシュゴがつきます。
もしも わたしが中学生でありながら小学生並みの能力でしかない場合は、小学生クラスのシュゴがつき 学年や
年齢に応じた成長は難しくなります。 逆に小学生であっても中学の能力があると中学クラスのシュゴがつき
なお一層 高い位置に指導してくれます。
上を目指して努力する人には、努力度に対する協力もします。
よく勉強をする人や、よく働く人はより早く成長しますが、その仕組みがこのシュゴなのです。
人間界には、低能力に甘んじている人がいます。 その人が一念発起して能力向上の努力をしますと、その努力に
合ったクラスのシュゴが付くので、時には にわかに能力が向上する人かいるのです。
人はだれでも 高い位置を 望みますが、努力のない人にはシュゴは付かないのです。 
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キチョと言う霊がいます。いつも人の両肩に乗ってその人の、考えや行動や発言を洩らさずに
記録しているのです。 キチョは人が生まれた時からあの世へ行くまで、水にもぐっている時
も、高熱で倒れた時も、学者にも泥棒の肩にも乗っています。
キチョの記録は 生きているうちは見ることができないのです。 死んでからあの世へ行くと、
あの世の入口の大門に続いて、エンマ大王がいる番小屋があって、小屋の中には、中央に大王
がいて 傍に大きな鏡が据わってあり 大王の秘書が鏡を操作するのです。
亡者についてきた キチョが記録したノートを秘書に 手渡すと秘書がノートを鏡にセットす
ると 記録のすべてがVTRのように鏡に映し出されます。
エンマがその鏡を見て、変換のボタンを押すと、記録内の善悪度が一瞬に数字で表示され、
その数字を参考にエンマ大王が審査するのです。  
大王の机にはボタンが2つ付いていて、片方は赤で天国行きです。もう片方は黒で地獄行き
です。                           
天国行きの赤いボタンを押されると 門番が門を開いて階段を登るよう
に指示します。 階段を登りつめると 天国とかパラダイス と書いた門
があって、その下をくぐりきったところから天国なのです。
そこには何百年も前に亡くなった人や 家系図でしか知らなかった先祖た
ちが集まってきて歓迎してくれますし、生前に興味深かった猛獣や昆虫や 
ら あなたがすきだつた 宇宙人や火星人も連れだって新入者を出迎え
てくれるのです。
さらにこの世界では生き物同士の争いごとはなく みんなが自分たちで
栽培した ボタという植物を 人も微生物の菌も、恐竜も、これを人の量で一日に0.05グラムを空気も一緒に食
べて、病人もなく永久に平和に暮らします。
この中から希望すれば、もう一度 シャバと言う人間界に戻ることもできます。自分の行きたいところを
登録すると、お母さんのお腹をとおして、過去を持たない 赤ちゃんとして生まれます。 
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地獄行きの黒いボタンを押されると 門番が何も言わずに、亡者の谷に蹴落とすのです。
谷は深く霧がかかっていて底は見えません。 何しろ蹴落とされて どんどん落ちていくのですが
108日間かかって、 やっと一丁目に着きます。 地球外の何処かまで行くのかも知れません。
地獄のことは 余りにも恐ろしいことで言葉にも絵にも表現できないのだそうです。 
なんでも、永久に消えない火山の噴火ような火がいたる所にあって、そこを通らなければ次の刑場に
けないのだそうですが、そのあたりで、大抵は歩きながら 焼けきれてしまうそうです。ですからシャバに
は戻れません。 
間違ったことをお知らせすると、うそつきの刑で地獄に蹴落とされるので、 よく分かってからお知らせ
するよう.にします。
 平成の時代になってから 蹴落としが増えたと門番が嘆くらしいです。。.  
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人間の方から 憑いて下さい。 とお願いして、ついて頂く霊もあります。 それは弘法大師の霊です。
生きていくために 知らずに身についた罪を感じて遍路さんと呼ばれる姿で各地のお寺
や神社に お詫びやお願いの、お参りする人がいます。 
一人で行く時も、菅笠には同行二人 どうぎょうににん と書きます。 
見えないですがもう一人は、弘法大師の霊で、巡礼中は一緒にしてますと言う意味です。
弘法大師に同行してもらって 道中の邪悪や厄害から守っていただき、無事に神仏のお
参りが出来ますように との願いからです。
神仏にお祈りするときに両手を合わすのは 心からお願いしますと言う仕種なのです。
右手が善行で左手があやまちです、両手を合わせると人の心のすべてになり、心は命ともとれます。神仏に向か
う時のあらん限りの誠意の形です。 願いだけでなく 誓いも念じなければなりません。
観光気分で ただ形だけ 神仏に向かって両手を合わすのはあってはならないことです。 瞑目をして総ての心
を見せましょう。.
すべての人は 憑きもの と一緒に生活しているのがわかります。  
神様と仏様は別物ではありません。どちらも人間の先祖の霊を祀ったものです。善人を応援し善を行う人に善の
霊が憑きます。.
人は「運よく」とか「運悪く」と言いますが、運という風の吹きようで生かされている者はいないのです。ことがら
の大小にかかわらず、 すべて自分が選んだ生き方です。 歩く足音の中にも責任という音が混じっているのを
聞き分けましょう。.
あなたに付いている シュゴ はどの ランク でしょうか キチョ は今なにを記録しているのでしょうか、
間違えて邪の道を歩いた人でも、 正の道に戻って歩くと キチョ は 赤いボタン の方に記録し善を加算します。
あなたのために、エンマ大王が押すボタンは 赤か黒か 階段登りか 蹴落としか あなた次第です。 .  
.                                               おわり