休閑地の
 案内え
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食事時のお茶は 朝の一口目が一番おいしい、 口がかわいいている時が美味しいのだと思う
居酒屋では酒の途中で すする お茶は美味しく  ツマミの代りになって酒がすすみます 
仕上げにもお茶が出ると嬉しいです
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おいしかったお茶と言えば
子供のころに遊びの最中に家に走り込んで 井戸で冷やしたお茶を 茶瓶の注ぎをくわえて飲ん
だお茶や、 収穫時の農家の手伝いで 田んぼのあぜ道で 仕事の合間に土瓶の蓋でほんの一口を 
すすったなどすぐに思い出せるお茶です
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 今お茶を飲むのは食事時だけです 
淹れたときに青いのが好きで 湯呑茶碗も内側の白いものを選びます 
食卓の真上に蛍光灯があって湯呑茶椀の底まで見えて お茶の色の観賞ができます  
食事後のお茶は めし茶碗で飲むのが とりわけ美味しいのです めし茶碗も内側の白いものを使い
広口から見える青いお茶は 美味しさも広がって見えます
食事の仕上げに梅干しぐらいの ご飯を茶碗に残し なみなみとお茶を注いでご飯をほぐしながら 
お茶漬けと称して食べ終えて 白いお茶碗が洗ったようにきれいになるのを見ると心地よいのです
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関西に居たせいか宇治茶が好みでした 当地に越してきて 宇治茶を売る
葉茶店を探したが見当たらず 大阪の葉茶店が毎月分を送ってくれてい
ました
当地に馴れてから 宇治茶の大半は 隣の西尾市の産物だと教えられて
逆輸入して 高価なお茶にしていたのを誰にも話せなかったのです
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以後にも当地の葉茶店で買い比べましたが 品質が安定しないことから 馴染める茶はなく 郷に
従う のが難しかったのです   
やがて 神社の朝市で売る葉茶が合うようで 好みにして買い続けました  質が安定しているのも 
よかったのです 
やっとお茶屋さんが見つかって それから30年になります 店の方も何かと心配りがあってサービ
スにと お茶飴やお菓子をくれます 食指が動かないですが 頂けるお心遣いが嬉しいのです 
従わされる この郷 にお茶にまつわる 不思議があります 隣市が茶どころで 当地からも茶摘
みのアルバイトに出る人が多いと聞くにもかかわらず お茶は飲まない お茶漬けは知らないと
居酒屋話にあり それが ごく少数ではないらしい 白湯を使って 茶漬け といわずに 湯かけ  
と言うとか
神仏の願かけで 茶断ち は聞いてましたが 地区の風習かと見える お茶避け は珍しいです
白く温かいご飯に青いお茶をなみなみ注いで 黄色いたくあんを添えてと想像しただけで体の奥  
が ワッと喜びます  
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日常に使用する物の品格よりも お茶の品格は少し下げて見られるのでしょうか
言葉の使いまわしに出る お茶は あまりいい場面に出てきません
  お茶目はいい方で    無茶苦茶      お茶の子さいさい
  お茶を濁す       茶化す       お茶ッピー
  茶茶を入れる      茶番劇
  お茶を引く        茶腹も一時
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お茶を「あがり」と言うのは寿司屋さんの方です  客は「お茶」と言う方が素直です   
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