3 種の蒔き方 案内え
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種袋の裏の仕様書
蒔きどきと発芽日数 (地区色分け)
寒冷地  
中部
温暖地
発芽適温      15〜30℃
生育適温      17〜20℃
有効期限      12年4月
発芽率    85%以上
種の購入は、人気のある園芸店で名の通ったメーカーのものを選びます。
同じ品名であっても、品質や取扱い方法の異なるものがあるので注意し、分からない時は、店の人や
お客さんに尋ねるとよいでしょう。
種袋の材質は、遮光遮熱材だと思いますが、直射日光の当たるとか高熱と感じる場所で展示されてい
るものは避けて室内とか日陰の風通しのあるところに展示されたものを選びます。 
発芽率を見て65%のものは、もう一袋買い足して種間を詰めて蒔きます。
種まきは、畑の都合でなく、種の都合で土造りをし、適した時期に蒔きます。
適した時期は、種の袋の裏に表示してるので、あまり外れ過ぎないように作業します。
発芽適温から離れ過ぎると、発芽しません。 カレンダーで適期になっても、気温差が数度以上も
あれば見合わせます。                            ..
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種に寿命があります。製造年の新しい使用期限内のものを選びます。
種の寿命
  1年程度 ねぎ 玉ねぎ ほうれんそう レタス にんじん サラダナ みつば ニラ  ごぼう  
       らっかせい
  2-3年  キャベツはくさい こまつな ちんげんさい みずな しょうがつな だいこん ささげ 
      二十日だいこん かぶ ブロッコリ えだまめ えんどう ラディシュつるむらさき 
      カリフラワー いんげん ピーマン オクラ そらまめ すいか メロン とうもろこし  
  3-5年  なす トマト きゅうり カボチャ しゅんぎく      
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残った種を保管するときは、種袋をビニール袋に入れて密封し、お茶の缶のような深蓋の密閉容器
に入れて、冷蔵庫で保管します。
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土造り
.種を蒔く 事前に、苦土石灰で作物に応じた酸性度に調整し、堆肥や肥料をいれます。 
酸性に
強い  石灰不要 ジャガイモ、 サツマイモ 、スイカ、 カボチャ
弱い  石灰量
    150g/u  (120cc)
ニンジン、 ヤマイモ 、二十日ダイコン、 エンドウ 、エダマメ、 インゲン、
ソラマメ、 ホウレンソウ、 タマネギ 、ネギ、 ワケギ
普通  石灰量
    100g/u  (80cc)
その他の野菜
菜園を造る。を見てください。
蒔き方
              小物野菜はバラ蒔きしますが条蒔きの方が 間引きや手入れがやりやすいです
.         畝高を低くすることで、畝頂が広くなり、蒔き面が広がります。
ならす (均す)
鍬でつくった畝の面を、板切れ等でならし平滑にします。 穴やくぼみが
あれば、土を入れて、埋めておきます。
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つめる (詰める)
種の環境条件を、いい条件に均等になるように、表面を詰めておきます。
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たねを撒く バラまき
ばらまきは多い目に撒いて、発芽後に間引きで株間の調整をします。
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ふくど (覆土)
種の上から ふるい を使って細かい土で覆土します。 
覆土の厚さは、種の直径の2〜3倍です。
好光性の種には、覆土を薄くします。 (下図参照)
ちんあつ (鎮圧)
種と土を密着させて、水が伝わり易くします。
強く押さえると芽がでないことがあります。軽くおします。
鎮圧の後、水分の蒸発を少なくするために もみ殻 や切りわらを
被せます 枯草でもいいのす。 
土中の害虫を寄せ付けないように、殺虫剤を少し蒔いても好いでしょう。
(オルトラン)
みずやり (灌水) .
はす口を上にして、やさしく水を落とすようにやります。 勢いよくやると覆土
や種が流れます。 土が目詰まりして、空気が通りにくくなります。
覆い物(モミガラ等)をしてから、潅水する方が安全です。
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蓮口の替りに布をつけると飛び散りません。せまいところに向きます。
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おさえ 覆い物
被せたものが飛び散らないように、保温も兼ねて不織布か寒冷紗をきせ
て端に土を乗せる、か フックで押さえます。 
.気温の高い時は不織布は蒸れて芽が出にくいので 白い紗の方がいいです。.
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ベタかけでは芽が出たら邪魔になりますが、畝の両肩に角材やバイプを置
いて張り付けると、慌てなくてもいいのです。 両肩の土を高くしても好い
です。
条まき 横
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横型の条まきもあります。 小物野菜に向きます。 小松菜 春菊等
作るものの、成長時の大きさで条間を変えます。 10〜15p
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条まき 縦 2条まき
だいこんのように、大きくなるものに向きます。 
条間は、風通しのよい広さにします。 
蒔き溝は、支柱とかロープを使って作ります。
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条まきの要領
厚さ15oくらいの板切れを、畝の面に押しつけて、覆土に見合う
深さに、作物が成長した時の大きさを考えて、条間をとり たね
を蒔いたら覆土して、鎮圧して、被せ物(もみ殻等)をしてたっぷ
り水をやります。
(鎮圧=てのひらで軽く押さえる)
点まき
だいこん はくさい等に向きます。
各点には4〜5粒の種を蒔きます。種同士の距離が一番遠くなるよ
うに蒔きます。接近していると間引きの時に隣の芽を傷めるのです
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.点のマーキングは、ジュースの空き缶等を使って、株間を考えて押しつけ
ます。
大きな種は種間を広くします。.
.小さい種は単独では覆土を持ち上げられないので 、中央に寄せて蒔きます
防鳥 .
蒔いた種を野鳥に盗られないように網を張ります。 園芸網を用います。 
メッシュ(網目の大きさ)は 8〜10pがよく、面にべた置きするだけでは
大きな種に効果があります
効果はないので、10〜15p畝面から距離をとって取りつけます。
.不織布、寒冷紗の要領でもいです
あまり弛みのないようにはります。洗濯ハサミを使うと簡単です。
両サイドは垂らしておきます。
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待ち肥してから蒔く
だいこん にんじんは、根が肥料に触ると、岐根(2股3股)
のもとになります。先に肥料を置いて、肥料気のないとこ
ろに種をまくか、蒔いてから、種位置から離して施肥します。
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多条まき
ねぎや、玉ねぎのように、たくさん苗が必要な場合の蒔き
方です
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冶具
冶具を作っておくと簡単にまけます
左図は玉ねぎ ねぎに使います。5cmの条間で十分です。
苗量の少ない時は条間10pでもよい.
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芽出しの様子
冶具で蒔いて発芽して 間引き前です。
バラ蒔きより間引きが、らくです。
種と光の関係
強い光を必要とする なす トマト ピーマン ささげ オクラ
強い光を好む きゆうり カボチャ だいこん にんじん かぶ ジャガイモ さといも    
しょうが ごぼう やまいも
弱い光に耐える えんどう いちご たまねぎ ほうれんそう そらまめ ねぎ レタス にら 
キャベツ はくさい
弱い光を好む みつば
(野菜の作り方より)
覆土 (種の上に被せる土)
普通は種の大きさ(直径)の、2〜3倍と言われます。 大根は5mmぐらいその他は2mmぐらいたまねぎはもつと薄くします
光を好む種(好光性) は覆土を薄めに  弱い光を好む(嫌光性) は厚めにします。
レタスやねぎの、光を好む種は極く薄くするか、覆土なしで、蒔いた上から軽く押さえて(鎮圧)土
となじませ ピートモスを覆せるのもよい。
覆土は 手でやってもいいですが、 ふるい を用いると平均にやれて、特に、広い範囲には効果
的です。
覆土の後 鎮圧が一番大事です